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おねしょにはイイクスリ

これは困ったことになった、と殺し屋は台所で呟いた。
取り敢えず自分に留守を託した家主に連絡をすることにする。
「俺がその辺に置きっぱなしにしたのが悪かった」
「でも、お前ちゃんと警告したんだろう?」
殺し屋が詫びてはいるが淡々とした言葉で告げれば、家主は家主でのんびりとした口調で返す。「まさか毒ではないだろうな」
「毒ではないんだが・・・・」
殺し屋は言葉を濁した。
この家には家主と殺し屋以外に二人の未成年が保護、あるいは養われているのだが、その二人のどちらかが知らぬ間に試作品の薬を飲んでしまったのだ。劇薬でも毒薬でもないのだが、間違っても良い薬ではない。飲んだ人物が大変な目に遭うのだけは明らかなのだ。
「自業自得なんだから良いだろう」
これでも政府の人間で多忙を極める家主は相変わらずのんびりとした口調で告げると通信を切った。
きっと家の中でも最も手に負えない反抗期丸出しの青年が飲んだと思ったのだろう。
殺し屋はため息にならないため息をつくと通信機をオフにした。


今日何度目かの「うわっ!」という情けない声が響いたかと思うと殺し屋が料理の手を休め、廊下との境の扉を開けるのと同じタイミングで、この家に住む人間の一人、亡国の王子が目に涙を
滲ませ、真っ赤にした顔を覗かせた。廊下の明かりがついていないのにも関わらず、彼のズボンが股間の辺りを中心に大きなシミを作っているのが判る。同時に、つんとした異臭も漂って来た。
殺し屋は取り敢えず生理食塩水を渡すと、着替えを渡し、ズボンだけ脱がせて廊下に出た。
いくつか落ちている水滴の跡を辿ると二階に続く階段の途中に大きな水溜まりが出来ている。
殺し屋はその水溜りを脱がせた王子のズボンでぬぐうとお湯を張るために浴室へと向かった。
王子が飲んでしまった試験的な薬には利尿作用、というか強制的に排尿を促す作用があった。
そのせいで王子は突然の失禁に苦しめられるようになった。
頻尿どころか、あっと思った時には漏らしているのだ。
その作用について知らされていなかった彼はいきなりの自分の失禁に恐怖し、失意のどん底に突き落とされる羽目になった。その上、そういう薬だと説明されては、自分の行為をただただ呪うしかない。
殺し屋は起こらなかったが、帰宅して真実を知った家主から尻を激しくひっぱたかれ彼のプライドはもうズタズタだ。
おもらしに次ぐおもらし。
しかも自分には予測出来ない場所で派手にやってしまう。
おまけに日頃は優しい家主に
「おもらしはわざとではないが原因はお前が他人の忠告を聞かなかったからだ」
と冷たく厳しい口調で言い渡された上
「薬の効果が切れるまで、一回失敗するごとにお仕置きをするから」
と言われてしまった。

年がら年中反抗期のもう一人と違い、普段は言い子で通している王子は失敗にも叱られることにも不慣れでダメージがでかいのだ。
殺し屋が台所に続く居間に戻った時には物音を聞きつけ駆けつけた、もう一人の同居人の前で王子は家主の膝に乗せられ、手厳しい平手を尻に食らっていた。
まだ若い、すべすべで張りのある白い柔肌の丸い臀部が、びしっ、ぴしゃん!という音を立てて真っ赤に染まって行く。最初は必死に耐えていた王子も繰り返されるお仕置きと羞恥で、わんわんと声をあげて泣くようになった。
いつもはひねくれた態度を取る、彼より少しだけ年上の同居人はその様子にただオロオロとし、
「ほら、お湯の用意が出来たみたいだから」
と恐る恐る声を掛ける。
家主は薬を飲んだのは彼だと早合点していたが、殺し屋にはこの反抗期丸出しの青年が、それに反してとても怖がりで警戒心が強いことも判っていたからそれはないな、と踏んでいた。
そしてこの反抗期の青年が飲んでしまったなら家主もそこまで腹を立てなかったかもしれない。
家主は裏切られた気持ちでいっぱいになっていたのだ。
「お前はそんなことをしないと思ったのに」
最初のお仕置きの時、何度もその言葉を繰り返した。
さすがに何度も何度もおもらしが続き、王子が言い返すことも出来ずに泣いている姿を見て怒りも少しはおさまったらしいがお仕置きの手は緩まない。
「じゃあ、後五回だ」
とぴしゃんぴしゃんと尻から太ももまでを叩くと、泣きじゃくる王子を膝から下ろした。
「これ、もう止められないの?いつまで続くの?」
王子は浴室の入り口で懇願するように涙を流したままの顔で殺し屋の腕を掴み見上げ、声を震わせながら言った。
尻が痛むのか腰を落とし気味にして、膝をすり合わせてもじもじしている。
「もう二度とあんなことしないから!!」
叫ぶように言うやいなや。
王子はあっ!と声を上げる。

ちょろろろろ・・・・・・・

すり合わせた膝の間から温かいものが流れ、浴室の床をつたい出した。
小さな音はやがて大きな水音に変わり、床を勢い良く叩いた。
「あうう・・・・」
王子は情けない声を上げるともう一度お仕置きを受けるために浴室を出ようとした。
殺し屋はその体を押し戻すとシャワーのコックをひねった。
そのまま床に流れたおしっこと王子の足、膝、そして尻をゆっくり洗い流す。
「お風呂の中だ。よしとしよう」
そう言ってすべすべの赤らんだ肌を手で撫でる。
王子はなすがままになり、返事も出来ずにしゃくり上げた。
こんなこと、一人でも出来るのになんて情けないことだろう。
目の端には、さっき汚したズボンが置かれているのが映る。
シャワーの湯気の間をくぐり抜けて漏らした自分のおしっこの臭いが鼻をついて来た。
そのせいで羞恥心が全身を一気に駆け巡る。

「お前が全部飲み干したんじゃなきゃあなあ・・・・・」
殺し屋はすっかりぐしゃぐしゃになてしまった髪をなでつけながら言った。
「お前はただおもらしをしてるだけのように思うかもしれないが、もし、水の飲めない状況でこうなったらどうする?最後に待ってるのは脱水症状を起こしての死だ。
俺は毒じゃないとは言ったが、そんな風にも使えるんだぞ?」
殺し屋の言葉はどこまでも優しかった。
「・・・・・もうちょっと頑張る・・・・」
王子は鼻をすすり上げると涙でべったべたになった顔をすすぎ、泣くのをぐっと堪えて殺し屋の体にもたれかかった。
そして居間に戻ると、全員に迷惑を掛けることについて謝った。


「嫌かもしれないけど、もうズボンを履くのは止めておこうか」
王子が謝り終えたところで、殺し屋が言った。
「洗濯物もかさむし、着替える方も大変だろうし。
みんなの服を借りれば下は十分隠れるから」
「でも・・・・・汚しちゃうよ?」
王子は不安げにみんなの顔を見回す。
「洗濯すれば問題ないだろ?」
「確かにズボンを毎回履き替えるのは大変だな」
殺し屋の提案に二人は自室に服を取りに戻る。
ソファの上にはあっという間に二人の服が積み上げられた。
「でも、この上で漏らすのは勘弁な」
積み上げられた服を手でポンポンと叩きながら同居人が言い、王子は悔し紛れにグーを突き出すが、そうすると羽織った服の裾が上がり、下着だけの下半身が見えてしまうので結局やり返すことが出来ない。
しかも、力んだせいだろうか。
ジュワッとした温もりを股間に感じたと思った途端、それがお尻まで伝わり・・・・・・・


「ああああああ・・・・・・」


omo02.jpg




王子の足元に小さな水溜りが出来る。
「も、漏らしちゃった・・・・・・」
王子は力なくその水溜まりの上にへたり込んだ。
一度体を離れたはずのおしっこがお尻の下でヌメヌメと不快に動き、下着越しにペッタリと張り付くのを感じながらも王子はしばらく立ち上がれずにいた。


さすがに夜も10時を回る頃には失禁は頻繁ではなくなって来たが
「どうする?」
全員が互いに顔を見合わせる。
朝までは少なくとも6時間から8時間。
少なくとも一回は漏らしてしまうであろうことは想像出来る。
「まあ、一回ならなんとかなるとして」
「三回、まで行くと寝るところがなくなるな」
「僕、おねしょしちゃうなんてやだあああ!」
王子は顔を真っ赤にして叫んだ。
そして、何回も叩かれたせいでヒリヒリ痛むお尻に手をやる。
最初は我慢していたが何度も濡らしては叩かれ、洗われるのですっかり敏感になり、耐えることが出来なくなってしまった。
過敏になったせいで叩かれてる最中に二、三度軽く漏らしてしまったほどだ。
「やだって言ったって散々・・・・・・」
「おねしょはまた違うの!!」
王子はさらに声を荒げる。
「今からオムツは用意出来ないしなあ・・・・・」
「オム・・・・・」
家主の言葉に王子は口を閉じた。
「今晩だけの我慢だ。
床にレジャーシートと厚手のタオルか毛布を敷いて寝てもらおう。
マットレスやベッドを汚すより良いだろう?」
「う、うん・・・・・・」
でも、おねしょは決定なんだよね・・・・・
王子はがっくりと首をうなだれた。


暗がりの中、お尻から背中への違和感に、もしかしてと王子は少し尻を持ち上げ手で毛布の上を撫でる。
案の定、濡れた感触が手の平に伝わった。
毛布を取り替えるために起き上がるも、お尻の下で嫌な感覚と音がする。
ため息をつき、濡れた毛布とシートを丸め、下着も借りたシャツも脱ぐ。
新しいシートと毛布を敷き、下着とシャツを着替えてまた横たわる。
眠いのですぐに意識が遠のく。
次に起きた時は上掛けの中からしゃあしゃあという音がしていた。
なんだ、これはおもらしじゃなくて放尿じゃないか・・・・・ぼんやりとした意識の中でそう思う。
お尻の周囲が濡れていることを考えると、すでに一回は漏らしてしまったようだ。
解き放たれたおしっこがどんどん広がるのが判ったが睡魔が勝ってどうにもならなかった。


それからどれくらいしたのかは判らない。
突然上掛けを剥がされたかと思うと仰向けの姿勢からうつ伏せに転がされたかと思うや否や、下着を下ろされ尻を一発叩かれた。
あまりの痛さに飛び起きると殺し屋が上掛けを掴んだままで見下ろしている。
「風邪引くぞ、いつまでそうしているんだ!」
「え?あ!」
王子はおねしょを見られていることに気づいてあたふたするがもう手遅れだ。
ぐいと腕を掴まれると引き上げられ立たされる。
足の下で毛布とシートの間に溜まったおしっこが変に動いて気持ち悪かった。
二回分のおねしょは相当激しかったのか床にまで水溜りを拡げている。
「ほら、早く着替えろ。まずシャワーだ!」
急かされ、慌てて自分の寝ていた場所を退いた王子は尿意を感じて
「その前にトイレ!」
と声を上げて駆け出した。
「え?」
「え?トイレ?」
声を上げた王子も、聞いていた殺し屋も驚いて立ち止まる。
尿意を感じるってことは?
喜びかけた王子だったが
「ああああああっ!」
彼の膀胱には限界が来ていた。
濡れた体でおねしょの毛布の上に転がって体が冷えたのだ。
既に濡れている下着の中央にじわっとしたものが拡がる。
まずい、と察した殺し屋は急いで王子が最初におねしょをしてしまった毛布を掴み、王子を抱えると咄嗟にその足の下に毛布を敷いた。
それと同時に王子は漏らした。
それがちょうど他の二人が居間にやって来た時で


「あああああああああああ!!!」

王子は再び声を上げたのだった。


体をさっぱりさせ、夜中に汚した毛布を片付けてもらい、着替えて朝食の席に着いた王子はすっかり拗ねてしまった。
そりゃあ昨日は何度もおもらしをしたが、目の前であんなに恥ずかしい光景を見られるところまではいかなかった。
「すげー音だったな」
と同居人はしげしげ眺めるし、家主はいらぬ幼い頃の話をしだすし最悪だ。
「まあまあ良いじゃないか、尿意を感じたってことはもう薬は抜けたんだし」
殺し屋の方は人の気も知らぬげに涼しい顔で言う。
みんなの記憶を消せたら良いのに!
王子は顔を真っ赤にして、ずっと俯いたままで朝食を取った。


あのね、子供扱いされてるみたいでイヤだったんだよ。
その日1日を無事に終え、学校から帰宅した王子は殺し屋の夕食の支度を手伝った後、居間のソファーでお茶を飲みながら言った。
「でも、子供だったよね・・・・・」
反抗してダメと言われたものをいじり、服用した挙句面倒も迷惑もかけた。
それなのに拗ねたりヒスを起こしたりした。
「もうしないよ」
王子は殺し屋の目をじっと見つめて言った。
「そうだな。
本当にもし毒だったら・・・・・赤っ恥くらいじゃあ済まないんだぞ?」
殺し屋はそう言うと、王子の髪を撫ぜ、その顔を胸に引き寄せた。
外ではこの家では類を見ないほどの洗濯物が陽射しの中ではためいていた。
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