取り替えっこ •2

 ぽちゃーーん、と天井からの水が音を立てる。
 ムツミは涙で濡れた顔をお湯でぬぐった。
 恥ずかしさと恐怖で凝り固まった気持ちを浴槽のお湯がほぐして行く。
 それと同時に打たれた尻が傷んだ。
 母親にはおねしょでびしょびしょのお尻もパジャマも平気で晒せたのに、他人に見られる事がこんなに恥ずかしいなんて・・・・・
 いや、あんなに恥ずかしい事を当たり前のように母親に見せつけていたなんて。
 そう思うと、また涙が出て来る。
 その時、外で甲高いサキの声がした。
「汚れた服をそのまま洗濯機に入れるなんて!
あなたのお母さんは、どんな教育をしているの?!」
 ムツミは慌てて浴槽から出た。
「違います!
お母さんは悪くありません!
私がーーーーーーーー」
 叫びながら、ムツミは自分が反抗して来た事がどれだけ母親を辱めたのか思い知って情けなくなった。
 洗濯機から慌てて汚れた服を出すと浴室の中で洗った。
 何度お湯を掛けても、自分の臭いが落ちない気がして、ムツミはしゃくり上げながら服をゆすぎ続けた。


 ムツミの家に泊まった夜。
 ルリは、ムツミのベッドの上でもじもじとしていた。
 ムツミの母親がたっぷり紅茶を飲ませたせいで、膀胱がずっしり重い。
「いいのよ、ルリちゃん。
その上にしちゃって・・・・」
 ムツミの母親が顔を真っ赤にして膝を揺するルリに言う。
「でも・・・・・・・」
 いざおしっこを出そうとすると股がきゅっと閉まって出せない。
(こんなに、おしっこしたいのに!)
 苦しさで涙が出そうになる。
「ルリちゃん、足の間から手を離して。
体をゆっくり倒して・・・・・・」
「は、はい・・・・」
 おそるおそる言うなりになるルリ。
 ムツミの母親は静かに低い声で怪談を始めた。
 あまりの話の巧さに、ルリは自分がおしっこを我慢しているのを忘れ掛け、話に聴き入った。
「それでね・・・・・・」

 ムツミの母親は言葉を止めると


ぱん!

 
 ルリの目の前で大きく手を鳴らした。


「あっ」
(お尻が・・・・・・・)
 じわっとした温もりをお尻に感じて、ルリはびくっと体を振るわせた。
 びっくりした拍子に尿道が弛んだのだ。
 おしっこはじわじわとお尻に広がり、やがて内股を伝い、ベッドの上に広がって行く。
「ああ・・・・・・・っ」
 パジャマの内股に出来る染みがルリの目に付いた。
「そのまま、横になって・・・・」
 そう言うと、ムツミの母は、掛け布団でルリの体を覆った。
 布団の中でしゅうしゅうと言う音を立てながら、ルリは布団の中で横になった。
(変な気持ち・・・・・)
 おしっこはまだ出ている。
 でも、緊張と夜遅いのとで、ルリはいつの間にか眠りに落ちていた。
 
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取り替えっこ

    取り替えっこ


 今日もサキは何事もなく家事を終えた。
 ちょうどその頃、娘のルリが帰って来る。
 寄り道もしないでまっすぐに帰るルリは、玄関で窟をきちんと揃えると、手を洗い、部屋に上がると宿題をさっと済ませ、おやつを食べると宿題の続きをしたり、遊びに行ったり、そして家事を手伝って夜には割と早めに部屋に引き上げる。
 特に優等生でもないけれど、大きな問題も起こさず、我がままも言わずに育って来た。
 それがサキにはちょっとつまらなかった。
 そんなサキに、ルリの幼稚園時代からの友人のムツキの母親がしょっちゅう愚痴をこぼす。
 宿題は忘れるし口答えはするし、何よりもう10歳なのにおねしょが頻繁だ。
 サキは、口では大変ねえと言うのだが、内心ではムツキの母親がちょっと羨ましかった。
「今日なんか、もう我慢がならなくて廊下で正座させたのよ!それなのに………………
ああ、本当にルリりゃんと取り替えたい!」
 息巻く彼女に、サキは、ねえ、と言った。
「本当に取り替えてみます?
ムツキちゃん、お母さんが怒るのに慣れちゃったんじゃないかしら」
「え?」
「毎日毎日だから、ああ、またかみたいに思ってるんじゃない?
たまには・・・・・・他の人が・・・・・・そう、例えばうちに泊まっていただくとかするとまた違った気持ちになるのかも・・・・・」
「そうかなあ」
「試しに、うちに泊めてみないかしら?」
 サキは出来るだけ素っ気なく提案を口にしてみた。
 親切な言葉に聴こえるが、平たく言えばお宅のお嬢さんをおしおきしますよ、と宣言しているようなものだ。内心では変に思われないかどきどきしていた。
「でも、うちの子・・・・・毎晩と言ってもいいのよ?」
「それは承知してますよ」
 ムツキのお母さんは、だいぶためらってから切り出した。
 怪しまれてはいなようだ、とサキはほっとして話をまとめに掛かった。
「一晩他人の家に泊まるだけでも違うでしょうし」
「そうね・・・・・そうよね・・・・」
 娘がいい子にならなくても、一日だけは楽したい。
 その想いがムツミの母を突き動かした。

 

 その週の土曜日。
 二人はお互いの娘を取り替える事にした。
 どちらも夫が用事で留守だったのも好都合だった。
 もしかしたら、ずっとうちの子をルリちゃんにするかも、とかあちらでは厳しくしてもらうように言ったからと言われて来たムツキの胸の中は、ずし〜〜んと重たい気持ちでいっぱいだったが、それとは別にルリはルリで、ある計画を企画していて、どきどきしていた。
 夕食の時から、ルリは褒められっぱなしだった。
 好き嫌いもないし、お行儀もいいし、ご飯の上げ下げも手伝う。
「うちの子なんて、いいトシしてまだ・・・・・あっ、これは娘には言った事は内緒にして欲しいんだけど・・・・・」
「知ってます・・・・・ムツミちゃん、お布団に失敗しちゃうんですよね?
ム、ムツミちゃんから聞いてます」
 ルリは顔を真っ赤にしてもじもじしながら言った。
 ルリはルリでムツミから母親からのおしおきについて愚痴を聞かされていたのだ。
「あらやだ、あの子ったら恥ずかしくないのかしら」
「でも・・・・・
私、ムツミちゃんが羨ましくて・・・・・・」
「羨ましい?」
「だって、私、お母さんからあんまり怒られた事ないから・・・・・・
おしおきされるって、どんなものかなあって・・・・・・
でも、今からおねしょするわけにもいかないし・・・・・」
 ムツミの母は、しばらくびっくりしたようにルリを見ていた。
 話し終わったルリはぱっと顔を伏せてしまったので表情は伺いしれない。
 何分くらい経っただろうか。
 しばらく静かな時間が流れた。
 ムツミの母親は、何かを言い掛けてはためらった。
 これから自分が提案しようと思った事は、自分の希望に反する。
 手の掛からない娘に取り替えて、きいきい言わない一日を貰おうとする自分の希望。
 でも・・・・・・

「いいわよ?
今晩だけなら・・・・・
おばさん、ムツミの始末で慣れてるし」
「でも、おばさん、今日はそんなことしなくていいように私とムツミちゃんを取り替えたんですよね?」
「でも、ルリちゃんは他の事では手が掛からないし、家事も手伝ってくれたから早く済んだし、それに明日は日曜日だもの」
 その言葉を聞いたルリの目が潤んだ。
 と、同時に椅子から立ち上がると・・・・・・・・

 ミニスカートから出ている細い両足の間から、ぱたぱたと水が滴る。
 暖かい物がルリのお尻をパンツ越しに多い、じゅわっと言うと床に水たまりを作った。
「ル、ルリちゃん・・・・・・」
「おしっこ・・・・・・おしっこが・・・・」
 ルリはすすり泣くと一気に漏らし始めた。
 まるで10年分の我慢を解放するかのように。


 リビングに、ぱちん、ぱちん、という音が鳴り響く。
 ルリの濡れたパンツは半分下げられ、ムツミの母の膝でうつぶせにさせられ、尻を平手で打たれていた。
「まったく、小学生にもなってトイレでおしっこも出来ないなんて!」
「ごめんなさい・・・・・・ごめんなさい・・・・」
 ルリはひたすらすすり鳴く。
 恥ずかしさと希望が叶った喜びとで頭がくらくらしていた。
(うちの子はこんなに可愛くないわ)
 おしおきをしても反抗的にヒステリックに喚く我が子を思い出しながら、ムツミの母親は、ルリの尻を打った。
 その白いお尻がピンクから赤になる頃、ルリは許され、お風呂で体を洗ってもらうと用意されたパジャマに着替える。
 勿論、その前には自分が汚した床も掃除したし、下着も洗った。
(私はもしかしたら、やり方を間違ってたのかなあ・・・・・)
 そんなルリの姿を見て、ムツミの母は考え込んでしまった。


 二人の日曜日の朝は早かった。
 何故なら二人ともおねしょで起きざるを得なかったからだ。
 ムツミの方はお尻の冷たさで起きた途端、体から血の気が引いて真っ青になった。
(ルリのベッドに・・・・・?!
もしかして本当に家には帰してもらえないかも?
それにおばさんに何て言えば・・・・・・・?!)
 パニックになったムツミの頬を涙が伝う。
 知らず知らずのうちにしゃくり上げて泣いていた。
「おやおや。
話には聞いていたけど、立派な地図ね」
 急にサキの声がして、ムツミはびくっとして顔を上げた。
 いつの間にかサキが横にいて、自分を見ていた。
 サキはムツミの泣き声で部屋に来たのだが、ムツミは自分の声でその足音に気付かなかったのだ。
 ムツミは慌てて掛け布団で体を隠そうとしたが、サキに阻止される。
 腕を掴まれ、強引にベッドから引きずり下ろされると、一発平手で頬をはたかれた。
「う・・・・・・」
 ムツミはショックでうわあっと泣き出した。
 崩れた膝の間からしゅうしゅうと音がしてカーペットに染みが広がる。
 おやおや、とサキはムツミのお尻に広がる染みを見た。
「誰がそこでおしっこをしていいって言いました?」
 そういうと、ムツミをカーペットの上に四つん這いにさせる。
「あっ!」
 よろめきながらも床に手をついたムツミは、自分の足を伝う暖かい物に気付いて慌てた。
 四つん這いの姿勢から慌てて体を起こすとお漏らしを隠す。
(見ないで・・・・・!)
 しかし、サキはそれを許さなかった。
 また四つん這いにさせると、ぐいっとパジャマのズボンとパンツを下げる。
 幼い股間が、音を立てて太ももに暖かい物を伝わらせているのが露になった。
「ほら!
出しちゃってるじゃない!」
 ムツミの顔の前に鏡が差し出される。
 そこには自分の股間が映し出されていた。
 もちろん、股間からは容赦なくお漏らしが続いている。
「いや・・・・・」
 ムツミは顔を歪めて泣いた。
「あなたに、イヤという権利はないのよ?」
 そういうと、サキは思い切り良くムツミの尻に手を振り下ろした。
「ああっ!」
 あまりの痛みに、ムツミの上半身がのけぞる。
 まだ出し切らないおしっこが前に飛ぶ。
(こんなのって・・・・・)
 あまりの恥ずかしさにムツミは自分をどこかに消してしまいたいと思った。
 しかし、そう思う間にも容赦のない平手が、尻とももに振り下ろされる。
 その度に尿道が開いて、おしっこが勢い良く出るのがさらに恥ずかしさを煽った。
(早くおしっこ止まって・・・・・)
 カーペットの染みを拡げながらムツミは願った。
プロフィール

りろいべる

Author:りろいべる
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