おねしょのお願いが叶う時

小さな小さなやかんのような瓶は、意外にもなかなかいっぱいにならなかった。
こんなにたくさん、おねしょやおもらしをしてる人がいるのになー。
そう思いながら、瓶を降る。
目の前では、はつこがべそをかきながら母親に濡れたパジャマを替えてもらっていた。
みなとは、はつこの失敗だけは決して吸わなかった。
その結果、彼女はほぼ毎日布団を濡らし、泣きながら親を呼び、叱られながら始末をしてもらい、みなとが見ている事など知らず時にお尻を叩かれ、時に朝まで正座をさせられ、おむつを強引に当てられ・・・・・・
友達に知られたくないような夜を過ごしていた。
学校でいじめを繰り返すのも、夜の失敗の腹いせかもしれない、とみなとは思った。
「いつまでめそめそ泣いてるの!」
母親は呆れながら、はつこを膝に抱くと何発か尻を叩いた。
「こんな夜中に起こされて、お母さんの方が泣きたいのよ!」
はつこは、しょんぼりとうなだれるだけ。
学校で威張りまくってる姿からは想像出来ない。
校庭裏でお漏らしをした日。
結局周囲も何が起きてるかよく判らなかった事もあって、はつこの勢いは衰えなかった。
前ほど酷くはなくなったが、適当に誰かをいじめてることは止まない。
この姿をクラス中に見せてあげたいよ、とみなとはぼやいた。
その時、ふと、或る考えが閃いた。

「ねえ、稲田さん。
足下に何か落ちてるよ?」
翌日。
みなとは夜に彼女の部屋を覗き見した素振りも見せずに声を掛けた。
はつこは、言われて机と椅子の脚に目を向ける。
そこには、見覚えのある白いショーツがひらりと落ちていた。
(嘘!)
はつこは、ショーツの形が判らないように手でくしゃっと丸めるようにして拾った。
手の中に湿り気が伝わる。
それは彼女が夜に濡らし、脱いだはずの下着だった。
「稲田さん、昨日もしちゃったでショ」
みなとは、動揺するはつこの耳にそっと囁く。
「・・・・・・何を・・・・・・!」
「おねしょのこと・・・・・・も、おしおきの事も・・・・・・
バラされたくなかったら、あたしの言う通りにして欲しいの」
「言う通りって・・・・・・?!」
みなとは意地悪く笑うと、はつこの耳にある言葉を告げた。
「どうしてあたしがそんなことしなきゃなんないの?!」
「どうして?
おねしょも治らないくせしてみんなをいじめて来た罰よ!
言う通りに出来ないんだったら、昨日の夜、稲田さんがお母さんにどんな風にオシオキされていたかをみんなにバラすし、稲田さんのお母さんに稲田さんがいじめっこだってことをゆっちゃうけど?」
「そんな!」
「それとも、稲田さんのおねしょで濡れたパジャマを持って来る?
今日みたいにパンツだけじゃ済まないし、もっとみんなに見えるところに吊るすわよ?」
「お、おねしょをした場合の話よね?」
「それはそうだけど・・・・・・
稲田さん、おねしょしない自信あるの?
殆ど毎日じゃない」


おねしょなんか絶対しない!
昼の悔しさで、はつこは自分にそう誓った。
それなのに・・・・・・・


布団には大きな染みが出来ている。
(でも、お母さんを呼ばなければ・・・・・)
(お母さんに気付かれなければ・・・・)
はつこは、起こした体をもう一度横たえ、布団の中に潜った。
そう来ましたか、とみなとは微笑んで見ていた。
布団の中は冷たく、気持ちが悪かったがみなとの言う通りにしなくてはいけなくなるくらいなら、と我慢した。
その考えは甘かった。


翌朝、はつこはおねしょを暴かれると言う、恥ずかしい朝を迎えた。
大きな染みの残るベッドに手を付かされ、濡れたパジャマの上から、何度もお尻を引っぱたかれる。
今までの軽いお尻叩きではなかった。
はつこの体は、何度も痛みでのけぞった。
おまけに、もう一つ大きな問題が起きていた。
濡れた布団の中で寝ていたせいもあって、お腹が重い。
おしっこに行きたくてたまらない。
もじもじ足をすり合わせると、更に強く打たれる。

(このままでは、あいつの言う通りになってしまう・・・・)

はつこは必死で耐えた。
「今度おねしょしちゃったら、お母さんにお尻を叩かれながら漏らしてよ」
みなとは、そう囁いたのだ。
そんなのは嫌だ。
おしおきが早く終わらないかと願いながら、はつこは迫り来る尿意と闘っていた。
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おねしょをしたらお願いを叶えてあげる



「この瓶におねしょやおもらしを集めて来たら、お前の願いを叶えてあげる」
暗い神殿の中、巨大な女王の声が響いた。
みなとの手には、小さなやかんのような瓶が入っている。
どうしてこんな神殿に来たのかも、全く覚えていない。
女王の姿は恐ろしく、声はおごそかで大きく、優しく声を掛けてくれているだろうに、みなとは恐怖でパンツを濡らし、足下に水たまりを作った。
(女王様にバレないようにしないと!)
みなとは、自分のお漏らしに気付くと、真っ青になった。
「・・・・・お、おねしょやおもらしはどうやって集めるんですか?」
「その瓶の口をおもらしやおねしょの跡に当てればすぐに吸ってくれるよ。
そう、例えば・・・・・」
女王の手が、みなとに向かって伸びて来た。
(バレてた!)
みなとは慌てて後ずさると、一目散に走り出した。


「あっ!」

夢だった。
みなとは、体を起こすと、荒く息をついた。
「(怖かった!)
まだドキドキする胸を押さえながら、体を起こすと・・・・・・・

お尻が冷たい。

(嘘・・・・・)

みなとは見事におねしょをしていた。
ズボンもパンツもびしょびしょだ。
しかも、じょろん、という音がして、またおしっこが出て来た。
もやもやとした生暖かいおしっこがパンツの中でごそごそしてる。
なすすべもないまま、みなとの下半身は再び布団に染みを拡げた。

(どうしよう・・・・・)

うろたえるみなとの手の中に、あのやかんの型をした瓶があった。
みなとがおそるおそる、開いた足の間にその瓶を入れると、なんと、見る間に布団やパジャマを濡らしていたおしっこが消える。
(すごーーーい!)
みなとは興奮して、瓶の中を見た。
黄色い液体が、中でちゃぽちゃぽ言っていた。


それから、みなとは誰かがおねしょやおもらしをすると、すうっと体が飛んで行くようになった。
相手からはみなとが見えないようだ。
毎晩のようにして、すっかり常連になっちゃった子もいるし、本当にたまたまの子もいる。
不思議な事に、おねしょやおもらしは、全部吸われてなくなる事もあれば、吸ったのにそのままになてしまうこともあった。
みなとのおねしょは必ず吸われていた。
(わざとしたらどうなるのかな・・・・・・)
ふと、思ったが怖くて試せない。
そうやって夢の中で飛び回っていたある日。

いじめっこグループの女子に呼び出された。
みなとは特にいじめられっこではないのだが、このグループは不特定に誰かをいじめるのだ。
裏庭の誰も見ていない場所に連れ出されたみなとは、小突いたり突き飛ばされたりした。
そんなみなとをリーダーのはつこがにやにやしながら見ていた。
みなとは、周囲の手を払いのけると、はつこに歩み寄って行った。
「あら、稲田さん。
今日はおむつをしてないの?」
その言葉に、はつこの顔が青くなった。
「言われてたよねえ。
”今度おねしょをしたら、おむつにするってお母さん言ったわよね?
お尻を出しなさい!”」
それは、はつこが昨日の夜中に母親から言われた言葉だ。
「ど・・・・・・」
どうして、そんなこと知ってるの?という言葉をはつこは慌てて飲み込む。
周囲は何?何?とざわめき始めた。
「ねえ、稲田さん。
お尻、何回叩かれたの?」
言うが早いか、みなとははつこのスカートをめくり、パンツを下ろす。
そこには、真っ赤な、お尻を叩かれた跡があった。
「・・・・・・やめて・・・・」
はつこは耐え切れずに顔を真っ赤にして言った。
「これから私の言う通りにするなら、パンツを元に戻してあげる」
「な、なんて言うの?」
「”私は毎晩のようにおねしょをして、ママにお尻を叩かれています”って」
その言葉に、はつこの目が見開かれた。
しばらく、迷いがあったが、かすれた声で復唱した。
周りはますますざわつく。
「声、小さいからもう一回言って。
そうしたら、ちゃんとパンツを上げてあげる。
言えないなら、もっとたくさんの人にバラしちゃうから」
はつこは、悔しさに顔を歪めた。
そして、ヤケになって叫んだ。

「あたし、毎日おねしょしてるの!
ずっとずっとーーーーーー!」

みなとは、約束通り、はつこのパンツを上げた。
「じゃあ、次はそこに横になって」
「こ、ここに?」
はつこは驚いて足下とみなとを見た。
「そう。
そして、みんなにどうやっておねしょしちゃうか見せてよ」
「何言って・・・・・」
「今なら、ここにいる人だけの秘密で済むのよ?」

はつこはしぶしぶ、土の上に横たわった。
地面が湿っていて、コケの臭いがする。
「み、みんな、見て。
あたし、今から・・・・・・・

毎日こうやって、おねしょをしてます・・・・・」

突然の成り行きに驚いて、誰も声を出せない。
し−ーーーんとした空気だけが辺りを覆う。
みなとをいじめるために、人気のない場所を選んだことが、はつこの仇になった。
しゅうーーーーーー
パンツから漏れる音が、静けさの中、はっきり聴こえたのだ。
(恥ずかしい!)
おねしょは知らぬ間の事だ。
出してる間の事は知らない。
それが今は自分のおしっこの音がはっきり聴こえるし、堅い土がおしっこを吸わないのでお尻の辺りから温もりが広がるのも判る。
そのおしっこは、ゆっくりとあちこちに筋を作って流れて行った。
やがて立ち上るにおいは、羞恥そのものだ。
早く終わって欲しいのに、おしっこはなかなか終わらない。
やっとすべてのおしっこを出し終えたはつこが、周囲の視線に耐えながら体を起こすと、みなとの姿はもうなかった。
パンツもスカートもびしょびしょにして、はつこはどうしようもなくなり、号泣した。

おねしょの国

ここがおねしょの国だったらいいのになあ。
「今日もおねしょしてないじゃないの!」
「ごめんなさい、わざとじゃないんです」
「もう大きいのに、こんな簡単な事も出来ないなんて!
お尻を出しなさい!」
「ごめんなさい!
明日はちゃんとします!」
「そのセリフは聞き飽きました!
今日はおもらし出来るまで叩きますよ!」
「ああっ!」

お姉ちゃんやお母さんのお尻をぺんぺん。
パンツなんか下ろさないわ。
でないとお漏らしにならないもの。
私は毎日おねしょをしてるから、先生からも褒められて、クラスメイトからも尊敬されるわ。
お漏らしも得意だから、鼻高々で家に帰って自慢する。
おやおや?
お姉ちゃんは今日もお漏らし出来なかったの?
ダメねえ。
あたしがバカにされるんだから、ちゃんとしてよね?
そう言っていじめてやるの。
おねしょの国は楽しいわ。
ああ、この国がおねしょの国だったらなあ。


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取り替えっこ •2

 ぽちゃーーん、と天井からの水が音を立てる。
 ムツミは涙で濡れた顔をお湯でぬぐった。
 恥ずかしさと恐怖で凝り固まった気持ちを浴槽のお湯がほぐして行く。
 それと同時に打たれた尻が傷んだ。
 母親にはおねしょでびしょびしょのお尻もパジャマも平気で晒せたのに、他人に見られる事がこんなに恥ずかしいなんて・・・・・
 いや、あんなに恥ずかしい事を当たり前のように母親に見せつけていたなんて。
 そう思うと、また涙が出て来る。
 その時、外で甲高いサキの声がした。
「汚れた服をそのまま洗濯機に入れるなんて!
あなたのお母さんは、どんな教育をしているの?!」
 ムツミは慌てて浴槽から出た。
「違います!
お母さんは悪くありません!
私がーーーーーーーー」
 叫びながら、ムツミは自分が反抗して来た事がどれだけ母親を辱めたのか思い知って情けなくなった。
 洗濯機から慌てて汚れた服を出すと浴室の中で洗った。
 何度お湯を掛けても、自分の臭いが落ちない気がして、ムツミはしゃくり上げながら服をゆすぎ続けた。


 ムツミの家に泊まった夜。
 ルリは、ムツミのベッドの上でもじもじとしていた。
 ムツミの母親がたっぷり紅茶を飲ませたせいで、膀胱がずっしり重い。
「いいのよ、ルリちゃん。
その上にしちゃって・・・・」
 ムツミの母親が顔を真っ赤にして膝を揺するルリに言う。
「でも・・・・・・・」
 いざおしっこを出そうとすると股がきゅっと閉まって出せない。
(こんなに、おしっこしたいのに!)
 苦しさで涙が出そうになる。
「ルリちゃん、足の間から手を離して。
体をゆっくり倒して・・・・・・」
「は、はい・・・・」
 おそるおそる言うなりになるルリ。
 ムツミの母親は静かに低い声で怪談を始めた。
 あまりの話の巧さに、ルリは自分がおしっこを我慢しているのを忘れ掛け、話に聴き入った。
「それでね・・・・・・」

 ムツミの母親は言葉を止めると


ぱん!

 
 ルリの目の前で大きく手を鳴らした。


「あっ」
(お尻が・・・・・・・)
 じわっとした温もりをお尻に感じて、ルリはびくっと体を振るわせた。
 びっくりした拍子に尿道が弛んだのだ。
 おしっこはじわじわとお尻に広がり、やがて内股を伝い、ベッドの上に広がって行く。
「ああ・・・・・・・っ」
 パジャマの内股に出来る染みがルリの目に付いた。
「そのまま、横になって・・・・」
 そう言うと、ムツミの母は、掛け布団でルリの体を覆った。
 布団の中でしゅうしゅうと言う音を立てながら、ルリは布団の中で横になった。
(変な気持ち・・・・・)
 おしっこはまだ出ている。
 でも、緊張と夜遅いのとで、ルリはいつの間にか眠りに落ちていた。
 

取り替えっこ

    取り替えっこ


 今日もサキは何事もなく家事を終えた。
 ちょうどその頃、娘のルリが帰って来る。
 寄り道もしないでまっすぐに帰るルリは、玄関で窟をきちんと揃えると、手を洗い、部屋に上がると宿題をさっと済ませ、おやつを食べると宿題の続きをしたり、遊びに行ったり、そして家事を手伝って夜には割と早めに部屋に引き上げる。
 特に優等生でもないけれど、大きな問題も起こさず、我がままも言わずに育って来た。
 それがサキにはちょっとつまらなかった。
 そんなサキに、ルリの幼稚園時代からの友人のムツキの母親がしょっちゅう愚痴をこぼす。
 宿題は忘れるし口答えはするし、何よりもう10歳なのにおねしょが頻繁だ。
 サキは、口では大変ねえと言うのだが、内心ではムツキの母親がちょっと羨ましかった。
「今日なんか、もう我慢がならなくて廊下で正座させたのよ!それなのに………………
ああ、本当にルリりゃんと取り替えたい!」
 息巻く彼女に、サキは、ねえ、と言った。
「本当に取り替えてみます?
ムツキちゃん、お母さんが怒るのに慣れちゃったんじゃないかしら」
「え?」
「毎日毎日だから、ああ、またかみたいに思ってるんじゃない?
たまには・・・・・・他の人が・・・・・・そう、例えばうちに泊まっていただくとかするとまた違った気持ちになるのかも・・・・・」
「そうかなあ」
「試しに、うちに泊めてみないかしら?」
 サキは出来るだけ素っ気なく提案を口にしてみた。
 親切な言葉に聴こえるが、平たく言えばお宅のお嬢さんをおしおきしますよ、と宣言しているようなものだ。内心では変に思われないかどきどきしていた。
「でも、うちの子・・・・・毎晩と言ってもいいのよ?」
「それは承知してますよ」
 ムツキのお母さんは、だいぶためらってから切り出した。
 怪しまれてはいなようだ、とサキはほっとして話をまとめに掛かった。
「一晩他人の家に泊まるだけでも違うでしょうし」
「そうね・・・・・そうよね・・・・」
 娘がいい子にならなくても、一日だけは楽したい。
 その想いがムツミの母を突き動かした。

 

 その週の土曜日。
 二人はお互いの娘を取り替える事にした。
 どちらも夫が用事で留守だったのも好都合だった。
 もしかしたら、ずっとうちの子をルリちゃんにするかも、とかあちらでは厳しくしてもらうように言ったからと言われて来たムツキの胸の中は、ずし〜〜んと重たい気持ちでいっぱいだったが、それとは別にルリはルリで、ある計画を企画していて、どきどきしていた。
 夕食の時から、ルリは褒められっぱなしだった。
 好き嫌いもないし、お行儀もいいし、ご飯の上げ下げも手伝う。
「うちの子なんて、いいトシしてまだ・・・・・あっ、これは娘には言った事は内緒にして欲しいんだけど・・・・・」
「知ってます・・・・・ムツミちゃん、お布団に失敗しちゃうんですよね?
ム、ムツミちゃんから聞いてます」
 ルリは顔を真っ赤にしてもじもじしながら言った。
 ルリはルリでムツミから母親からのおしおきについて愚痴を聞かされていたのだ。
「あらやだ、あの子ったら恥ずかしくないのかしら」
「でも・・・・・
私、ムツミちゃんが羨ましくて・・・・・・」
「羨ましい?」
「だって、私、お母さんからあんまり怒られた事ないから・・・・・・
おしおきされるって、どんなものかなあって・・・・・・
でも、今からおねしょするわけにもいかないし・・・・・」
 ムツミの母は、しばらくびっくりしたようにルリを見ていた。
 話し終わったルリはぱっと顔を伏せてしまったので表情は伺いしれない。
 何分くらい経っただろうか。
 しばらく静かな時間が流れた。
 ムツミの母親は、何かを言い掛けてはためらった。
 これから自分が提案しようと思った事は、自分の希望に反する。
 手の掛からない娘に取り替えて、きいきい言わない一日を貰おうとする自分の希望。
 でも・・・・・・

「いいわよ?
今晩だけなら・・・・・
おばさん、ムツミの始末で慣れてるし」
「でも、おばさん、今日はそんなことしなくていいように私とムツミちゃんを取り替えたんですよね?」
「でも、ルリちゃんは他の事では手が掛からないし、家事も手伝ってくれたから早く済んだし、それに明日は日曜日だもの」
 その言葉を聞いたルリの目が潤んだ。
 と、同時に椅子から立ち上がると・・・・・・・・

 ミニスカートから出ている細い両足の間から、ぱたぱたと水が滴る。
 暖かい物がルリのお尻をパンツ越しに多い、じゅわっと言うと床に水たまりを作った。
「ル、ルリちゃん・・・・・・」
「おしっこ・・・・・・おしっこが・・・・」
 ルリはすすり泣くと一気に漏らし始めた。
 まるで10年分の我慢を解放するかのように。


 リビングに、ぱちん、ぱちん、という音が鳴り響く。
 ルリの濡れたパンツは半分下げられ、ムツミの母の膝でうつぶせにさせられ、尻を平手で打たれていた。
「まったく、小学生にもなってトイレでおしっこも出来ないなんて!」
「ごめんなさい・・・・・・ごめんなさい・・・・」
 ルリはひたすらすすり鳴く。
 恥ずかしさと希望が叶った喜びとで頭がくらくらしていた。
(うちの子はこんなに可愛くないわ)
 おしおきをしても反抗的にヒステリックに喚く我が子を思い出しながら、ムツミの母親は、ルリの尻を打った。
 その白いお尻がピンクから赤になる頃、ルリは許され、お風呂で体を洗ってもらうと用意されたパジャマに着替える。
 勿論、その前には自分が汚した床も掃除したし、下着も洗った。
(私はもしかしたら、やり方を間違ってたのかなあ・・・・・)
 そんなルリの姿を見て、ムツミの母は考え込んでしまった。


 二人の日曜日の朝は早かった。
 何故なら二人ともおねしょで起きざるを得なかったからだ。
 ムツミの方はお尻の冷たさで起きた途端、体から血の気が引いて真っ青になった。
(ルリのベッドに・・・・・?!
もしかして本当に家には帰してもらえないかも?
それにおばさんに何て言えば・・・・・・・?!)
 パニックになったムツミの頬を涙が伝う。
 知らず知らずのうちにしゃくり上げて泣いていた。
「おやおや。
話には聞いていたけど、立派な地図ね」
 急にサキの声がして、ムツミはびくっとして顔を上げた。
 いつの間にかサキが横にいて、自分を見ていた。
 サキはムツミの泣き声で部屋に来たのだが、ムツミは自分の声でその足音に気付かなかったのだ。
 ムツミは慌てて掛け布団で体を隠そうとしたが、サキに阻止される。
 腕を掴まれ、強引にベッドから引きずり下ろされると、一発平手で頬をはたかれた。
「う・・・・・・」
 ムツミはショックでうわあっと泣き出した。
 崩れた膝の間からしゅうしゅうと音がしてカーペットに染みが広がる。
 おやおや、とサキはムツミのお尻に広がる染みを見た。
「誰がそこでおしっこをしていいって言いました?」
 そういうと、ムツミをカーペットの上に四つん這いにさせる。
「あっ!」
 よろめきながらも床に手をついたムツミは、自分の足を伝う暖かい物に気付いて慌てた。
 四つん這いの姿勢から慌てて体を起こすとお漏らしを隠す。
(見ないで・・・・・!)
 しかし、サキはそれを許さなかった。
 また四つん這いにさせると、ぐいっとパジャマのズボンとパンツを下げる。
 幼い股間が、音を立てて太ももに暖かい物を伝わらせているのが露になった。
「ほら!
出しちゃってるじゃない!」
 ムツミの顔の前に鏡が差し出される。
 そこには自分の股間が映し出されていた。
 もちろん、股間からは容赦なくお漏らしが続いている。
「いや・・・・・」
 ムツミは顔を歪めて泣いた。
「あなたに、イヤという権利はないのよ?」
 そういうと、サキは思い切り良くムツミの尻に手を振り下ろした。
「ああっ!」
 あまりの痛みに、ムツミの上半身がのけぞる。
 まだ出し切らないおしっこが前に飛ぶ。
(こんなのって・・・・・)
 あまりの恥ずかしさにムツミは自分をどこかに消してしまいたいと思った。
 しかし、そう思う間にも容赦のない平手が、尻とももに振り下ろされる。
 その度に尿道が開いて、おしっこが勢い良く出るのがさらに恥ずかしさを煽った。
(早くおしっこ止まって・・・・・)
 カーペットの染みを拡げながらムツミは願った。
プロフィール

りろいべる

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